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慈悲の瞑想
子供のころに親や周囲の大人に愛を注いでもらえなかったり、または間違った愛情のかけ方だったりで認めてもらえなかった人は自己肯定感が低いまま育ちます。
大人になってから自己肯定感を高めるために、人に認めてもらうのではなく、自分で自分を肯定していくことから始めましょう。
「ありのままの自分でいいんだ」と受け入れるために、慈悲の瞑想に取り組んでみましょう。
慈悲の瞑想は周囲に思いやりを持てるようになる瞑想ですが、自分自身を思いやり、好きになっていく効果も期待できます。
「慈悲の瞑想」は、自分も含めこの世界にあるすべてに思いやりと愛情を持つための瞑想なのです。
瞑想の姿勢
まず床か椅子に座ります。
その時、お尻を座面にすべてつけてしまうのではなく、骨盤を立たせるようにしてください。
そして、頭・首・背を一直線に伸ばします。
その時、頭と空が見えない糸でつながり、身体が空にまっすぐ引っ張られているよなイメージをしてください。
姿勢①あぐらー身体がかたい人にとっても楽に座れるのが「あぐら」の姿勢です。
片方の足を身体の方に引き寄せ、もう片方はその手前に置きます。
膝は床につけてもつけなくてもよいです。
人により柔軟性が異なりますので、無理なく座りましょう。
姿勢②椅子ー椅子に座る場合は、膝が直角になり、足の裏が床につくようにします。
背もたれに背をつけず、背中をまっすぐに伸ばしましょう。
背もたれに寄りかからないとつらい場合は、なるべく背もたれがまっすぐな椅子を選ぶようにしてください。
姿勢③仰向けー身体の力を抜き、リラックスして仰向けになります。
足は肩幅ぐらいに開きましょう。
手の位置ー瞑想中は、手は楽な位置に置きましょう。
いろいろ試してみて、ご自身の瞑想が深まりやすい位置に置いてください。
慈悲の瞑想を唱える
次の言葉を心の中で繰り返してください。
(まずは自分の幸せを祈ります)
私の悩み・苦しみ・悲しみがなくなりますように
私の願いが叶いますように
私が健康でありますように
私が幸せでありますように
(次に大切な人たちの幸せを祈ります)
私の大切な人たちの悩み・苦しみ・悲しみがなくなりますように
私の大切な人たちの願いが叶いますように
私の大切な人たちが健康でありますように
私の大切な人たちが幸せでありますように
(地球全体のことを思って祈ります)
生きとし生けるものの悩み・苦しみ・悲しみがなくなりますように
生きとし生けるものの願いが叶いますように
生きとし生けるものが健康でありますように
生きとし生けるものが幸せでありますように
すべて唱えたら深呼吸しましょう。
自分の内面の変化を観察する
「慈悲の瞑想」いかがだったでしょうか。
多くの人は、自分の心が静まったのを感じるはずです。
そして、自分や人に対して、心が温まるような優しさを感じたことでしょう。
マインドフルネスでありのままの自分を受け入れられるようになると、人に認めてもらう必要がなくなります。
つまり、自分を愛せるようになることで、今まで愛を得るためにさまざまなことに執着していたことに気がつき、その執着から解き放たれるのです。
マインドフルネスを取り入れることで少しずつ自己肯定感をあげていきましょう。
読んでいただいてありがとうございました。
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